屋久島研究講座とは

屋久島は太古の自然環境がそのままの形で今も残されており、1993年にはユネスコの世界遺産に登録されました。
屋久島は、世界中からの注目を集めており、貴重な研究材料の宝庫なのです。
屋久島環境文化財団では、研究者ネットワークの運用事業の一環として、屋久島をフィールドとしている研究者や屋久島に関する知識を有した識者の方々などを講師として、町民を対象に、屋久島の自然や文化などに関する講演を年に4回開催してます。
ご興味のある方はぜひ、ご参加ください。

過去の研究講座

平成26年度第1回屋久島研究講座 〈演題〉屋久島学の野外霊長類学最前線

開催日 平成26年5月23日(金)19:00〜20:45
講師 阿形 清和氏(京都大学教授)
対象者 屋久島町民(高校生以上対象)
参加者数 71名(内ガイド登録受講証明書発行29名)
内容

近年の解析機器の進歩により、微量のDNAなどからわかってきたことについて、最新のせいかについて解説
※屋久島町エコツーリズム推進協議会登録ガイド更新条件の対象となっています。

平成26年度第2回屋久島研究講座 〈演 題〉巨大津波痕跡を探る

開催日 平成26年5月24日(土)19:00〜21:00
講師 七山 太氏
(産業技術研究所 地質情報研究部門 上級主任研究員)
対象者 屋久島町民(高校生以上対象)
参加者数 48名(内ガイド登録受講証明書発行16名)
内容

大津波の被災地において、過去に発生したとされる津波痕跡が多数発見されており、おおまかな周期が解明されつつある。
巨大津波の研究意義と自然災害に対する平素の地学教育の重要性など南海トラフについて
※屋久島町エコツーリズム推進協議会登録ガイド更新条件の対象となっています。

平成26年度第3回屋久島研究講座
〈テーマ〉「照葉樹林文化論から竹林文化論へ」「島嶼域における自然の垂直利用」

講演1 川野和昭(南方民俗文化研究所主宰)
「照葉樹林文化論から竹林文化論へ」
ー南九州と東南アジアとの比較の視点からー
講演2 中山清美(奄美群島文化財保護対策連絡協議会会長)
「島嶼域における自然の垂直利用」
―シマ(集落)遺産をマネジメントするー
※屋久島町エコツーリズム推進協議会登録ガイド更新条件の対象となっています。
開催日 平成26年6月6日(金) 19:00〜21:00
対象者 屋久島町民(高校生以上対象)
参加者数 112名(内ガイド登録受講証明書発行29名)